雨竹亭がYahooのネットオークションをはじめて、もう10年になります。
初めは中国鉢が2万円からスタートしたものが、海外のお客さん同士で競い合って、100万円になった事などに一喜一憂していました。
しばらくして、何故かギャンブルみたいな感覚の中に大切な盆栽や鉢や水石を載せていることに、
自分でやっていながら違和感を覚えて、一度休止しました。
“これが本当の盆栽業がやる事なのか?“そんな疑問に自分が悩んだのです。

スタッフも若返った6年前、新たな考えで再スタートしたのが、今も皆さんに楽しんで頂いているYahoo雨竹亭オークションです。

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“スタート価格以外、一切こちらは操作しない。一度のビットが入ったらそれで落札で良い“
この考えを貫いています。

例えば、2万円で業界市場で仕入れた盆栽、これを腕の良い盆栽技術者に整姿をお願いして、美しい樹相をスタジオで撮影。

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これを私が解説したものをレコーダーで録音してスタッフが商品の解説に起こす。
これを最後に校正してアップへ。

手入れ・撮影・解説・アップ・この行程を全部入れて2万円の樹のスタート価格は3万円💧
この内7~8,000円が手入れ代で支払うもので、2~3,000円での作業に数人がかかります。

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雨竹亭のオークションは、2万円に対して、例えば、21,000円のビットでも、他の方のオーダーがなければ、落札となります。
Yahooさんへの手数料を引くと赤字です。
・・でもそれでいいと思っています。

殆どの商品を“プロのオークションに出しても、そのスタート価格なら売れる“、これが雨竹亭の考えです。

本来の盆栽園の在り方は、良き物を誠意をもってご紹介したり、
来園されるお客様に“感動“して頂けるものを飾っておくのが仕事だと思っています。

お客様同士が、“競り合う“と言う事が、愛好家の方々をより良い趣味家へと道案内する私達にとって正しい事なのか?
今も答えは出ていません。

勿論、オークションを楽しみながら、“良いものを安く手に入れたい“とされる、純粋な気持ちの方々の為にこのサービスがある“と信じています。
中国バイヤーさん達の、“ザラ買い“が続く業界市場。
皆さんにご提供したい素材の入手にも頭を痛めるこの頃です。

それでも雨竹亭は、“この値段で落ちて儲かるの?“と言う設定を続けます。
お客様は、顔も見えない私達を信頼してくれているのだと、それこそを大切にしたいと願っています。
毎週25点(夏季は盆栽13点・鉢、水石、卓など12点)が火曜日22時にスタートします。

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毎週火曜日22時に1週間のビットの末、落札が決まります(競い合いの時は、システムが自動で延長時間を設けます)
是非皆さんも一度ご覧になってみて下さい。


雨竹亭ヤフーオークションストア

https://auctions.yahoo.co.jp/seller/bonsai_s_cube