【祇園祭りの頃、猛暑を避けて遮光設備❗️】

“戻り梅雨“で暑さと潤湿な日が行ったり来たりする7月。
それでも間もなく日中は外に立っていることすらキツい日々が来ます。
今年の暑さは異常で、羽生の培養場も、
昨年まで何ともなかった大阪松の大型太幹までもが、葉が灼けてしまった部分が出たほどです。


大徳寺の庭園も、昨年同様に樹に合わせての木製遮光ネットの設置をしました。
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僅かな遮光で樹々の状態は歴然と違います。
人間で言えば、帽子をちゃんと被っているかいないか?と言う感じです。

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それでもここ京都の北区、送り火の山々の麓、
朝晩の温度やしっとりとした空気が関東平野とはずいぶん違います。
山育ちの五葉松類も、葉色が羽生よりも良いです。

庭を守り、樹を守り、まだ2年。
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ここからどれだけの刻を“守人“として全う出来るか?
樹に庭に寺に教わりながらいきたいものです。