京都は7月1日から1ヶ月に及んで「厄や疫病を祓う」願いを込めた『祇園祭り』が行われます。
コロナ禍で2年間開催が見送られましたが、今年は洛中を埋める“山車“も出番に備えて木組みが行われています。


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“山鉾巡行“と言う山車が市中を練り進む一大イベントの中でも、
この掛物に描かれている「長刀鉾」は、“邪気を切り祓い進む“ 象徴的な山鉾です。
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1300年続く神事、長刀鉾に取り合わせて、真柏の珍しい根連りの細幹。
脇には木彫の双龍が宝剣を守る姿。

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古都を守る龍、京都に都を作った桓武天皇は、
この地を見下ろす地に宝剣を突き刺し“ここを新たな都とする“と言われた伝説が残っています。

厄災の多かった半年、ここからの半年が佳き刻となる事を願った飾りです。
盆栽の床飾りには、自然や季節を謳歌するものから、このように伝説や故事に即した飾りもあります。