盆栽人としても、日本水石協会としても、お付き合いの深い、春花園小林國雄師の愛弟子であり、
同所の盆栽美術館の館長である神君が、可愛らしい中国のお嬢さんと結婚されました。
コロナ下の中、挙式も難しいと思っていた所、“春花園でやります“の案内!
お祝いに伺って、中華風の挙式装飾の数々にビックリ‼️

それでも祝う多くの方々と共に「人前結婚」の姿には、微笑ましい気持ちになりました。

島村元農林水産・文部大臣(現・日本水石協会長)をはじめ、内田洋行など、上場企業の創業者など、錚々たる面々、
祝辞を頼まれましたが、盆栽界以外の何物も持ち合わせない私。
私らしい言葉を送りました。
“私も23年の番頭時代がありました。その時一番大切にした気持ちは、主家を第一にする事、己は滅する事、主人の“脇差“である事”、
加えて、夫婦2人で協力して、夢と言う荷物を精一杯大きな山へ運んでと。
自分も36年前、夫婦2人だけの資金で、農協の2階を借りて披露をした事が思い出されました。
盆栽の仕事では行く事がないだろうと思って、北海道の道東(阿寒・摩周・知床・根室)に旅行するのに、
式に来てくれた人達のお土産を買う予算もなく、お祝い金を袋に詰めて出発した事、苦笑いの記憶です。
でも、人が出会って結ばれて、新しい人生の幕が開かれる。
いいですね!