【半死の状態から、真の姿へ!】

今から30年前、明光商会創業者である盆栽愛好家、髙木禮二氏によって、
日本初の盆栽財団「高木伝統園芸文化振興財団」通称、“高木盆栽財団“が設立されました。
これを記念して、都内日本橋三越において、未曾有の盆栽・諸道具の大展覧が開催され、
選び抜かれた財団所有の盆栽が、三越内に特設された床の間造りの展示場に飾られました。

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五葉松「稲取」
この樹は、財団の会長職であった、瀬島龍三翁と高木氏で計画していた、伊豆稲取の地に、盆栽美術館を開設する記念に命名されたものです。
高木氏没後、稲取は市井に放出され、最終的には日立製作所の重役である愛好家の所有となりました。
その後、稲取は“葉降り病“にかかり、枯死寸前となり、樹の命を守るため、南蛮の名器を抜き、木箱での培養が始まりました。


5年後、樹勢を回復した稲取、満を持して、整姿、植替え、を先日行いました。
久方ぶりの針金整姿は、名匠木村正彦先生の愛弟子、森山義彦氏。

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“鳳が羽ばたくような”姿への改作、伝承名木の将来を決める大切な仕事、
師匠木村先生も、森山氏の仕事を、自身の仕事のように、傍で見つめていました。

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ゆったりとした袋式鉢に植えられた稲取、ここから第二の稲取の刻が始まります!