大徳寺の開園特別展の合間を縫って、羽生に戻りました。
温暖化の春、もう桜の各種が七分から満開の時に来ています!
毎年、富士桜の一重咲枝垂れ性の盆栽を、床の間に飾っていますが、以前より選んでおいた1本を、無駄枝の整理をして、応接室に設えてみました。

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中国広州まで赴いて、2年の時をかけて再現した、広東釉薬鉢に入れた枝垂れ桜。

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美しさと儚さを兼ね備えたこの樹は、毎年私と訪れて下さる方々に、日本人の持つ、桜にかける想いをよく表してくれています。
名残りの雪に月明かり。
夜桜の風情満点です!
脇床には、八海山石の段溜り石。


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“水温む”季節、溜り石は、桜などの優しい樹種にも
良く合います。
水盤も、瑞々しさを表現するのに、中渡りの均窯水盤。
床の間全体に、「朧の春、水温む」と言う、席趣ができたと思います。
ひとつの盆栽に、掛物や脇飾りを組み合わせることで、そこに季節感を謳歌できる世界が広がります。
こんな情緒を楽しむ事も、盆栽水石趣味の醍醐味です!