2月8日〜17日に開催される「第95回・国風盆栽展」に併催される、上野グリーンクラブの「立春盆栽大市」は、
私共エスキューブ雨竹亭も、毎回クラブ本館2階に、最大ブースを設けさせて頂いておりましたが、
新型コロナウィルス感染予防による出店ブース減少により、
“盆栽界の一大イベントの会場が、ガラガラの出店は寂しい“との判断と、組合への協力を込めて、
初めて1階室内付き屋外ブース(29台分)と、大市のメインホールである本館1階の鈴木伸二師が作品を陳列する対面の大型ブースの2ヶ所を預かる事になりました。


コロナの非常事態宣言延長に伴って、今回はお得意様への案内も控えての開催です。
“海外も来ない、国内も半減、売れない”の下馬評は、そうかもしれませんが、開催すら危ぶまれた国風展、挙行が決定したからには、
こんな中でも訪れて下さる愛好家の皆様へ、お楽しみ頂くだけかもしれなくても、お迎えをする展示をするのが、専業者の責務と思っています。

4日会場設営、5日盆栽搬入、6日飾り付け完了、7日午後プレオープン。
その前日の3日、秋に発注した雨竹亭オリジナルの中国盆栽鉢(宜興宝山製の泥物鉢と広州劉峰窯の広東鉢)が、40ftコンテナで着きました!
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朝から全員で下ろして検品、かたや明日の設営の資材積込み(資材だけで2トントラック1台!)
テンテコ舞いの1日でした。

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会場に持ち込む盆栽達の仕上げ手入れも夜まで、鉢を磨き、化粧苔を貼り直し、
細かな枝先までの見直し、等々、やりたいことばかりに追われる数日です。

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こんな事をもう45年以上やっていますが、国風展、その売店、いつもワクワクそわそわするのは、盆栽業の性でしょうか(笑)