大徳寺での「慶雲庵特別展」の準備の為、しばらく業界のオークションに出席出来ないスケジュールとなる為、
久しぶりに千葉匝瑳市の「マルキョウ交換会」に参加しました。
手頃な1~5万程の盆栽から、100~200万の将来の国風展へ向かう樹まで1000点を超える出品!


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特に感じたのが、ビットを入れると必ず対抗ビットが入るのが、海外からのオーダーに応える代行業者と声。
会全体の約半数が海を渡る事になりました。
特にサツキの動向が最近目立って注目を浴びています。
海外への検疫等の関係で、“運び易く管理が容易“と言うことが人気に火がついたと思われます。


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それでも全体に言えるのは、10~20年作り上げた樹が、手間賃も出ない額で落札されること。
お客様に供給する立場からはありがたいものですが、今まで作り手が育ててくれたからこうして市場に出てきますが、
海外に輸出された分はもう日本には戻りません。
次の時代、日本の盆栽素材の枯渇は目に見えています。

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人件費の高騰で、日本での苗木からの作出者が激減する中、私達プロは、次代の業界の在り方を根本から考えなくてはいけない岐路に来ているようです。

先達が人生と生活のすべてを費やして残してくれた盆栽達。
もう一度あの若き修行時代に日々苗木の八房五葉松の接木をした頃を思い出し、ここから何をしなければいけないか?
振り返る日になりました。