いよいよ私の大観展特別ブース“最期の展覧”に出発します。
10日間の留守をする羽生雨竹亭。
それでもこの庭に訪れて下さる内外の愛好家は多く、居ない間の美しさをキチンとしたくて、庭と床の間を飾り替えました。

「名残の秋」を 美しい紅葉で楽しんでもらえればと、ガマズミの彩り、となりには昨年の国風展に出品した、五葉松の古木。いらして下さった皆さんが、“盆栽っていいなあ”という、記憶をお土産にしてくれることを祈って飾りました。
私と一緒に京都まで行く樹達、羽生の庭で帰りを待つ樹々達。
私にとっては、家族であり、共であり、ある意味私の生き方の形でもあります。