【小学生への盆栽講演】
羽生に根をおろして13年、銀座の店を 落第点の私が開いて20年。
“子供達に盆栽を通して多くの事を伝えてほしい”と頼まれて、市内の小学校ふたつで盆栽教室と講演会を始めて長く経ちました。
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今回は体育館での6年生への盆栽講演。
思春期の中の子供達に伝える難しさをいつも感じながら、
言葉ひとつひとつに想いを込めて自分が歩いてきた45年の盆栽人生を振り返りながら 語りかけるようにしています。
盆栽は 自然のものでありながら、鉢に入って人と生きる時から、人に命を託して生きるもの。
人の愛情が薄れた時、何も言わずにそっと100年の命を閉じるもの・・。
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ひとりっ子が多くなる社会で、盆栽を通してひとつでも大切な“何か”を伝えられないものか?
いつも子供達の純真な姿と対する時、“この子達に嘘は語れない”と思います。
形や作り方なんて どうでもいい、「命を守る」たったそれだけで、
そしてそれ以上に大切なものはないんだという事を伝えたい。
その盆栽と同じに人もひとりではけして生きてはゆけない、いつも何処かで誰かに助けられている・・
その中で生きている自分、美しいこの国に生まれた事を感謝してほしい、
“美しい日本の宝物”である子供達を前にすると、伝えたいことが溢れてきます。
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未熟で半端な私がたったひとつできる「盆栽」。
その力をかりてこんな活動が続けられたら、私の生き方も 少しは役に立つのかなと思います。
でも、もしかすると、私がこのキラキラ光るこの子達に大切なものを忘れないように教えられているのかも知れません。