春花園 盆栽美術館の成熟度満点!
日本水石協会の今年の名品展(明治神宮・6月12日〜16日)に展示される日本の名水石達の、
出品審査会が、理事長である 春花園 小林國雄師の邸宅「啓雅亭」で行われました。
水石協会の理事長と事務局長というタッグを組んで6年になる中、
盆栽水石という世界に見せられて走り続けた似た者同士が、いつのまにか70と60の年齢になっていました。
“そろそろ後輩達の成長と努力を喚起させないと”という想いが、小林理事長の再来年の勇退・森前事務局長の4年後の退任・で、2人で相談して決めました!
百人力の2人がいつまでも先頭を切って協会を運営していたのでは、
若年の役員達がいつまで経っても「自分たちでまかなう協会・未来の水石界」という責務を実践出来ないと判断したからです。
2人とも何も無い頃から、良くここまで来ましたね!と語り合う中、啓雅亭の庭を見れば、日本を代表する名盆栽の山々。
2人とも何も無い頃から、良くここまで来ましたね!と語り合う中、啓雅亭の庭を見れば、日本を代表する名盆栽の山々。
お互いに海外からの研修生を育てて、ひとりでも新しい愛好家を増やしたい!
この気持ちで 自分というものを駆り立てて来たのも似ています。
「理事長は この春花園をどうするの?」と尋ねれば、「モリちゃんだって同じだろ!俺たちの生き方や動き方を受け継ぐ奴なんていやしないさ!お互い一代限りだよ!」
当たっていないとも言えませんが、たとえすべてを伝えられなくても、
「理事長は この春花園をどうするの?」と尋ねれば、「モリちゃんだって同じだろ!俺たちの生き方や動き方を受け継ぐ奴なんていやしないさ!お互い一代限りだよ!」
当たっていないとも言えませんが、たとえすべてを伝えられなくても、
盆栽人・水石家・としての“大切なもの”が何か?を 私達の生き方から学んでもらえたならと、
後に続く者達を信じて行きたいと思っています。
たとえ明日斃れる時が来ようとも、前に向かう事だけに生きると思います。
何かの本に書いてありました。
「出来れば 逝くその時が来ても、一歩でも前に向かって斃れたい」
道はまだまだ続きます。
何かの本に書いてありました。
「出来れば 逝くその時が来ても、一歩でも前に向かって斃れたい」
道はまだまだ続きます。
とりあえず今は、来年に挙行される明治神宮100年祭・東京五輪記念・水石協会60周年記念・この三祝展として
明治神宮が 100年の歴史の中、水石協会を信頼して下さって、初めて神宮の杜の中、参道に100mを超える展示施設を作り、
100数十点の日本を代表する名盆栽を一堂に展覧すること、そして同じく明治神宮の杜の中に守られている旧社務所・現在の参集殿(昭和の名建築)で、
100石を超える名石を大展覧を敢行すること!これに邁進したいと思っています。
2人の道は 続きます。
盆栽に完成がないように。