【真柏・書 で 『風神・雷神』】

日本盆栽大観展の特別企画展示(京都国際文化振興財団)で、
盆栽と書による巨大展示が行われました!
『風神・雷神』と名付けられたこの展示は、盆栽作家 鈴木伸二氏の作品でもある 真柏の持つ 神秘性と 、
絵画や書など、芸術活動で多くの作品を生み出した 表現者 片岡鶴太郎氏の
まっすぐな直視力で創出された 「風神」「雷神」で 構成された 9メートルに及ぶものでした。
演出デザインをこの展示企画のオーナーである京都国際文化振興財団(通称 慶雲庵)から、
全権を任された身として"どんな展示デザインが良いものか?"知恵熱が出る日々でした。
施工を担当した大観展の装飾設営担当業者でもあるフジヤの坂川さんの協力を得て、
琳派の表現を基調にした 豪奢な感じの設えとなりました。

巨大な展示スペースを、たった2点の樹と石で表現する初めての展示仕様は、
観客の皆さんの注目を頂いたようです。
演出によってその表情を変える盆栽。
これからも色々な挑戦を続けたいと思います。