【鈴木伸二氏と描いた"夢の実現" 京都盆栽美術館!】

世界盆栽大会の「日本の盆栽水石至宝展」で、メインの飾りを受け持った
「京都国際文化振興財団」『慶雲庵』の特別展示。
 
漆黒の舞台に陳列された日本の名樹達と盆器群・そして日本盆栽界の宝と謳われた小川悠山『平和卓』。
圧倒的な展示群は訪れる多くの方々に溜息の出る刻となりましたが、
この財団がここから古都京都に繰り広げる美術館への世界は、
日本盆栽界の未来を大きく変えてゆくものになると確信しています。
オーナーであり、財団の理事長でもある田中慶治氏は、創業100年を超える京都老舗の3代目。
社業に邁進され、今春ご子息に代を譲られご自身は会長職となられました。
"風前の灯火"であった(財)高木盆栽美術館を内閣府の承認をとって名称変更・所在地変更をしたのが昨春。
世界の人々に『慶雲庵』コレクションを今回披露することになったのです。
私と30年以上の親交を重ねる盆栽作家 鈴木伸二氏 と"未来に繋ぐ本当の盆栽美術館"を創りたいと言う夢が、
田中オーナーと共鳴し、実現に向けての一歩が始まりました。

ある意味で私の責任も重いものがあります。
" 田中さんからの信頼・伸二氏の夢・私の能力の集大成・・様々な思いをこの企画に込めて 
今回のブース設計の基本構想・展示内容の精査・パンフレット作成など、昼夜を問わずの時間を過ごしました。

3日間の押し寄せる人波!
秋篠宮様ご夫妻のご高覧 "やって良かった"安堵感と充実感はひとしおでした。
ここから伸二氏と地元である近代盆栽の徳尾会長・社長の連合艦隊で、頑張ります!