【捉え方で表情を変える山採り盆栽の面白さ!】

国風展売店に飾る為に、以前から庭にあった真柏古木の見付・鉢合せを変えてみました。

いつものことですが、鉢合せは決まる時は1発で簡単に決まりますが、
合わないとなると何枚試みても合いません。
2000~3000点の鉢が羽生雨竹亭にはあるのに困ったものです!!
この真柏は以前から両面から見られるので、どちらで作るべきか中々纏まらなかった樹です。

漸く枝の捌きや空間の姿などを総合的に考えて右流れで仕上げる事にしました。
正方の"逃げ"の効く鉢から紅泥袋式楕円と言う量感と"抑え込む力"を持つものに換えてみました。

以前に整枝作業をして針金掛けによって枝作りをした姿から今回の植え替え・植付けで、
舎利幹の前にある左落ち枝の下部分を取り、幹筋の流れと空間を見せるようにしました。

私は「名人」ではないので、時間をかけて樹と少しずつ対話する気持ちで、
"そうか!ここを直せばこの樹はもっと美しくなるかも!"
とはっきり感じてから作業をする事にしています。
上野グリーンクラブ2階に特設されるエスキューブ国風展特設売店で是非ご覧になって下さい。