雨竹 盆栽 水石 便り

盆栽歴44年 盆栽家森前誠二がブログで綴る盆栽人の本音と 伝えたい日常の中の”心と技”


もみじ・カエデ・ソロ・いわしで・花梨・等々、
春の"芽出し"の美しさは自然界が創り出す色彩のハーモニーのようです!  
これが見ているだけなら、こんなに綺麗で心に沁みる彩りはないのですが、
毎日"芽摘み"や徒長芽が出ないように3000坪の盆栽庭園の中を"万歩計"が要らないくらい歩いています!

「今日やってしまおう!」という仕事ではなく、日々少しずつ成長する植物達に対しては、
"今"をきちんと見てあげないといけません。

正直「猫の手も借りたい」この季節ですが、雨竹亭は呑気な番犬達しかいません!

【80歳  圧巻の棚揃え   名木がずらり】

先週 、お世話になっている小田原の小泉薫先生の所へ
棚の整理とお手入れで伺いました。

今月15日に満80歳になられた先生の盆栽棚は、
黒松名樹「天寿」五葉松「大樹」など、
界を代表する名木群で埋め尽くされていました。
数年前、不慮の交通事故でご不自由になったお身体の為、
ご蔵樹の一部を斯界に放出されましたが
"どこが減ったのか?"
分からないくらいのレベルと量です。
あらためて先生の度量の大きさに感服した1日でした。



約3000万の現金取引   盆栽作家多数参加

エスキューブ羽生本店「雨竹亭」の盆栽業界流通市場  "天地会"の月例会が
今月も盛大に開催されました!

あいにくの雨模様にもかかわらず、
関東を中心とする名門盆栽園の皆様が多数参加下さり、
約3000万円の取引が行われました。


熊本を中心とする九州の広い範囲での地震災害に対して、
ご不幸にも落命をされた方々とそのご遺族の皆様に謹んで哀悼の誠を捧げます。

併せてこの災害によって穏やかな日常を一瞬に失われたすべての皆様へ
心よりお見舞い申し上げ、一日も早い復興をお祈り申し上げます。


森前誠二


今回の中国盆栽輸送に際しての最後の訪問地

上海から車で一時間半程の常熟市は繊維関係の活気ある都市。
ここに一代で巨大な事業組織を築き、"中国アパレルの王"と謳われる張小実先生は名木群に囲まれて過ごされています。

約250点の盆栽は"ここは日本?"と思うほどの完成度の高さと管理状態の素晴らしさがあります。
特に張会長は、私が今まで中国で感じた"自分が一番"と言う独特の"驕り"が全くなく、
日中の盆栽を通しての友好を何よりも大切にされています。

"ホン物の愛好家"にやっとこの地で会えたと思いました。

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