今月下旬に開催される『日本盆栽大観展・於京都みやこメッセ』に合わせて
大徳寺芳春院盆栽庭園も、“晩秋~初冬の秋色展示“に羽生雨竹亭からトラック輸送で、大幅な展示替えをしました❗️
山柿・椿・もみじなど、季節を彩る盆栽、そして大観展に「京都国際文化振興財団」が特別展示する一位の巨木、
戦国大名上杉謙信のゆかりを持つ『謙信峠』を出品前の最終手入れをする為に、名匠鈴木伸二さんの所に移動している今、
庭園の“顔“として、同じ一位の名樹(これも同財団の所蔵樹)『白昇龍』を羽生から運び込みました❗️

圧倒的な庭園の巨木名樹に加えて、庭内の“通玄庵“の床の間や、展示棟には、誰もが自分でも楽しめる親しみのある盆栽達も設えました❗️
真柏の文人樹の風韻、筆柿の晩秋の風情、盆栽の素晴らしさを少しでも伝えたいと願っての取り合せです。

開園してもうすぐ3年、海外を含めて多くの方々がご覧頂くこの庭園、
秋の紅葉観光で賑わう京都で、日本盆栽大観展に訪れる皆さんも、“この機会に“と昨年も多くの盆栽愛好家が来園下さいました。
50本を超える選抜された盆栽達、どれもが庭園の構成美に大切な配置!

ひとつの庭園の“姿“は、2週間程で数本が季節の役目を果たして入れ替わります。
今月いっぱいの芳春院盆栽庭園の“満喫の秋“。是非皆さんもご覧にいらして下さい。